2022年12月28日
こんにちは!
本日は4年生ブログ第12回!
今回は松川くんのブログになります。
國大蹴球部の中核を担ってきた松川くんの熱いブログ、ぜひ最後までご覧ください!
4年 松川 隼也(まつかわ としや/健康体育学部/三菱養和SCユース)
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「今いる組織に対して想いがある人へ」
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自戒の念も込めて。まずは自分がこの4年間で抱いた思いを綴らせてください。
「今、自分がいる組織をより良くしたい」
「この組織を自分の力で変えたい」
「誰かと一緒になって良い組織を創りたい」
そう思っている人へ。
その組織の中には、自分さえ良ければそれでいいと思っている人や、責任を持って仕事をしない人、自分より下のカテゴリーの選手を見下す人など、自分の組織に対する想いとは反する人が必ずいます。
そうです。組織を変えることは、決して簡単ではありません。
自分に甘い人は、自分の身に起こる全てのことを自分に都合の良いように考えます。そしてそれが息をするように行動に出ます。
人は誰しも、自分が「上手くいっている時」と「上手くいっていない時」にその人の本性が出ると思っています。
試合にずっと出続けていると、何か勘違いして仲間へのリスペクトを欠いてしまう選手や、試合に出られない時期にサッカー以外に逃げ道を作ってしまう選手。
自分の機嫌が自分で取れない人。
人間は誰しも、見栄を張りたかったり、他の人より優越感に浸ることで自分を守りたくなるものだと思います。
「今いる組織に対して想いがある人へ」
残念ながら、裏でたくさんの仕事をしたり、チームのために精一杯努力しても、報われることは少ないです。
当然のようにそれが当たり前だと思う人がいたり、挨拶をしない部員がいたり、「好きだからやってるんでしょ」と言ってくる人もいます。
時々、何のために自分がこの組織で仕事をしているか、分からなくなることもあるでしょう。
なぜ自分がこんな人たちのために仕事をしているのだろうと、考えてしまうこともあるでしょう。
その中で、あなたは自分のためを思うより、仲間や組織のためを想ってその行動を継続できますか?
新たに価値を作り出そうとすることはできますか?
「今いる組織に対して想いがある人へ」
その想いを、決してなくさないでください。
組織のために、自分ができる最大限のことをしてください。
たとえ不恰好でも、自分のプライドを捨てなきゃいけなくても、組織のために尽くしてください。
きっとそれがいつか、自分にとってかけがえのないものとして返ってきます。必ず。
でも、その前に。
自分自身がまず、他責思考ではなく自責思考に考え方を変えること。
自分にベクトルを向けること。
簡単そうで難しいことを、どれだけ組織のためにできるか。
他人を変えることはできません。
自分が変わることで、他の誰かを引っ張っていけるようになることを目指してください。
そうすれば、自分が悩んで大変な時に手を差し伸べてくれる人が、きっといます。
社会人になった時に、大学の体育会系で過ごした4年間を一生誇れるように。
今これを読んでいる同年代の方や同じ境遇にある方たちに、この想いと価値観が少しでも届けられたら嬉しいです。
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同期へ
試合で同期が活躍することが、ゴールを決めることが、守備で身体を張ってる姿を見ることが、一緒に試合に出れることが、どれだけ嬉しかったか。
どれだけみんなの力になりたいと思ったか。
指導者としての初めて指揮を取った、2019年のIリーグ城西大学戦。
都リーグで初めて指揮を取った、2020年の学習院大学戦。
その両方の試合で決勝ゴールを決めたのは、今年キャプテンに任命された同期の麻生竜ノ介でした。
そんな竜ノ介に最後の最後でアシストできて、本当に嬉しかった。
同期のみんな、本当にありがとう。
1人だけ帰るのが遅すぎて一緒に帰ることなんてほとんどなかったけど、予定合わなすぎて遊べる機会も全然なかったけど、今年の学年会が本当に楽しかった。
段田はキモすぎた。
引退したから興味ないとかはやめて、しっかり応援してね。
卒業前にまたみんなで集まりましょう。
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2022年 U-22Bのメンバーへ
今年1年間、本当にありがとう。
Cチームに位置しながら、去年のBチームと同じだけの勝ち点を積めたこと、6連勝できたこと、上位3チームで勝ち点並んだのに最後の最後で3位になったこと、たくさんのことを経験させてもらいました。
取り組む姿勢が本当に素晴らしくて、少しでも上手くなりたい、チームのために戦いたい、そんな気持ちがもの凄く伝わってきて、自分自身もめちゃくちゃ勉強したし、みんなと一緒に戦えて幸せでした。
その気持ちを、来年以降もなくさずに取り組んでもらえたらいいなと思っています。
自分の思っていないようなことが起きるのは当たり前だし、どこかに逃げ道を作りたくなる気持ちは分かる。だけど、サッカー部で過ごせる4年間、自分で決断して入ったこのチームでの4年間は絶対に無駄にしてほしくない。
どんなに上手くいかなくても、思い通りにいかなくても、辛くても、必死に頑張り続けてほしいし、試合前のミーティングで今年ずっと言い続けたこと、特に感謝の気持ちを持つこと。絶対に忘れないでほしい。
全ては自分次第だし、自分にベクトルを向けて、常に肯定的な判断をし続けてほしい。
これからのみんなの活躍を期待してます!
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正樹くんへ
自分は正樹くんがいなかったら、この4年間がこれだけ楽しかったとは言えなかったかもしれません。
お互いがお互いにない部分を補える、そんな関係だと思います。白須さんもそんなこと言ってた気がします。
正樹くんとは、同期よりどんな人より1番長く一緒にいて、(お金ないのにたくさん奢ってもらって)、たくさん2人で馬鹿みたいなことして、僕にとって本当に最高の兄やんです。
本当にありがとうございました。
詳しいことはまた飲みながら話しましょう!
これからもたくさん仲良くしてね(笑)
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最後に
この4年間、本当にたくさんの仕事をしてきました。
その仕事を通して、色々な感情を抱き、色々な人と関わり、素晴らしい経験をたくさんすることができました。
その中で、私はOBや社会人の方々と関わることが多く、運が良いことに私に関わってくださる方々は本当に素晴らしい方ばかりでした。
中山さん、白須さん、正樹くん、松本さん、國學院大學蹴球部に関わる全ての方に感謝しています。
こんな若者に、素晴らしい経験と機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。
皆さんの期待をしっかり背負って、これからも闘っていきます。
今後ともよろしくお願いします!
選手としては、自分が思い描いていたような活躍はできませんでした。
父に気づいたら誘導されていて始めたサッカー。色んな人にプロになれると期待をされて、きっと自分はプロになるんだろうと思っていました。
親父、お母さん、兄貴。
選手として思い描いたような4年間にならなくて、本当に申し訳ないです。
それでも、サッカーをするために、たくさん支えてくれて本当にありがとう。
特に今年は、家族に良いところを見せたくて、それがモチベーションになっていました。
たまプラーザでの都リーグラストゲーム、親父とお母さんが並んで観てるのを見て、正直泣きそうになりました。
兄貴もめんどくさいとか言いながら、最後栃木まで応援に来てくれてありがとう。良いところ見せれて本当に良かった。
大好きな家族です。
3人には今後の自分の夢を語ったことがありました。
その夢を叶えるために、これからも必死に生きていきます。
これからも、まだまだ応援よろしくお願いします。
FC東85、柏レイソル、三菱養和SC、國學院大學蹴球部、私の選手人生に関わってくださった全ての方に感謝しています。
長い間、たくさんの応援本当にありがとうございました。
松川 隼也
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先述した通り、松川くんは4年間、國學院大學蹴球部の中核を担ってくださっていました。
一選手としてTOPチームで活躍しながら、U-22のコーチ・監督も務め、昨年度はU-22Aチームを関東1部昇格、今年度はU-22Bの監督を務め、連勝を重ねた後、昇格争い圏内までチームを導いてくださいました。
また、広報としてInstagramやTwitterの画像作成等、多岐に渡って國大を動かして下さっていました。
ただ、松川くんに先述した事を伝えたとて、きっと松川くんは、”自分の力だけではなく、選手をはじめとした周囲の力のおかげだ”と答えると思います。
約2年間しか関わっていない私なりに、そう答えるのではという確信があります(笑)
そう思えるのはきっと、普段松川くんが選手・マネージャー・スタッフ・地域の方・保護者、本当に色々な人に感謝と誠意を持って接している姿を何度も目にしているからこそであり、その姿を見て、憧れや尊敬を持つ人は多かったのではないでしょうか。
時には選手と本気でぶつかりながら、そして共闘しながらただひたすらにサッカーを愛す姿はとてもかっこよかったです。
松川くんが残して下さったものを、後輩全員で受け継いでいきたいと思います。
改めて、本当に有難うございました。
これから歩まれる道が更に熱く、輝かしいものであるようお祈りしております!!
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本日も最後までお読みいただき有難うございました!
年内の更新は今回が最後となります。
1年間、弊部への温かい応援有難うございました。次回の更新もお楽しみに!
良いお年をお迎えください!
来年も宜しくお願いいたします。